さつまいもやドライフルーツはダイエットに向く?

さつまいもやドライフルーツはダイエット中でも食べていいでしょうか?

<質問>
さつまいもやドライフルーツは
ダイエット中の空腹を満たすのにむいていますか?

<回答>
結論として、ドライフルーツもさつまいもも、
適量ならダイエット時も食べてOKです。

ドライフルーツは砂糖が入っていないもの
選んで少しでしたら、空腹を満たすのに向いています。
乾燥している分だけ糖分が多めなので
カロリーが案外高いので少なめがいいです。
少しでもお腹が満足できるはずです。

そして商品によっては砂糖を加えてある場合が
あるので、成分をチェックして砂糖が入っていない
ドライフルーツを少し食べるといいです。
砂糖だけでなく油脂も無添加がいいです。

無添加のレーズンやプルーンとか乾燥イチジクとかを
時々私も食べます。

目安でプルーンなら1個、乾燥イチジクも1個
レーズンなら小さじ1杯弱くらいです。

砂糖が添加されていないドライフルーツは
食物繊維も豊富ですし脂肪がたまるのを予防してくれます

なお、砂糖が添加していないことと、もうひとつ
チェックしてほしいのは、漂白剤や着色料が添加していないものを選びましょう。

原材料に、果物だけなのがベストです。

例えば、乾燥イチジクなら
原材料:イチジク
だけの表記がいいです。

食品添加物が加わると、健康によくないからです。
アレルギーの原因にもなるので注意しましょう。

なお、さつまいもは、消化に時間がかかるので
夕方くらいまでなら間食で食べるとダイエット効果があります。
夜は、もたれやすいので食べないほうがいいです。
satumaimo

さつまいもには、抗酸化作用の高いポリフェノールの一種の
クロロゲン酸が含まれていいます。
5-カフェオイルキナ酸 (5-caffeoylquinic acid) とも呼ばれる
クロロゲン酸は、さつまいも以外でも、
コーヒー豆やごぼうやウドにも含まれています。
さつまいもを加熱した場合、
一部が緑色に変色することがありますが
これはクロロゲン酸が金属などと反応した結果です。

クロロゲン酸にはキレート作用があり様々な金属の
鉄、銅、アルミニウム、カルシウム、マグネシウムと結合します。
ですからこのクロロゲン酸のキレート作用の影響で、
体内の鉄分やビタミンB1の吸収阻害がでる可能性があります。

なおクロロゲン酸を含むサツマイモやごぼうやウドなどの料理では、
アルミ製の鍋だと鍋の成分のアルミニウムを体内に取り込む危険性が
あるので調理するときにアルミ製の鍋は使わないことです。

クロロゲン酸の効果で
血糖値の抑制効果があるので糖分吸収を抑制すると言われています。
活性酸素除去効果もあります。胃液分泌を増やす効果も期待できます。

なお、さつまいもの成分のヤラピンは、腸のぜんどう運動を促進して
便秘解消に役立つと言われています。
さつまいもをカットしたときに出る白い液体が
ヤラピンです。葉や茎にも含まれています。

さつまいもに含まれる食物繊維とヤラピンとの
相乗効果で腸内環境の善玉菌が増えて
腸が元気になって便通がよくなり新陳代謝が
促進されて美肌やダイエットに効果が期待できます。

しかし、だからといってさつまいもを
食べ過ぎると甘いのでカロリーも高く、胃がもたれやすいです。
食べ過ぎ注意ですが、お菓子に比べたらはるかに良いです。

以上から、繰り返しになりますが、
結論として、ドライフルーツもさつまいもも、
適量ならダイエット時も食べてOKです。

*追加の質問と回答*
(質問)プルーンとレーズン、
摂るならどっちがいいですか?
また、量はどのぐらいがベストですか?

(回答)
どちらでもいいです。油脂や砂糖や添加物など
無添加のものを選ぶといいです。
量はプルーンは1個、レーズンは小さじ1杯弱までです。
食べ過ぎると糖分が多いので太るからです。

<関連記事>
ダイエット中でも空腹を満たす方法

乾燥イチジクと美肌