むずむず脚症候群は遺伝なの?どんな人がなるの?治す方法を教えて!
むずむずするような不快感や異常感覚や痛みといった身体症状が、特に脚、時に腰や腕などに出現する「むずむず脚症候群」
この症状を患っている人の多くは、このむずむずした症状を抑える為に、脚を動かしたいという衝動にかられます。
最近よく耳にするむずむず脚症候群の原因、どんな人がなるのか?治す方法などを考えていきたいと思います。
目次
むずむず脚症候群とはどんな症状?
この異常感覚は、脚の表面ではなく内部に生じるのが特徴で、この異常感覚を、ほてる、しびれる、虫が這うなどの言葉で表現する人が多いようです。
これらの症状は、比較的、日中に活動している時は症状は出ず、動かないでじっとしている時に現われたり強くなったりします。
脚を動かしたり、さすったりすることでやわらいだりする為、結果、ずっとゴソゴソと動いていないと他のことに集中できないような状態になることも多々あります。
また夕方から夜にかけて症状が強くなることが多く、睡眠が妨げられ不眠を生じることも多いと言われています。
そうなると、日中の眠気や疲労があらわれて、日常生活に支障をきたしてゆく為、深刻な状態となっていきます。
「遺伝」のとらえ方
むずむず脚症候群は、遺伝なのか?
むずむず脚症候群は、他の病気や薬が原因で起こる二次性のもの(例えば、抗精神病薬などの薬によって症状を引き起こすことがあるようです)
原因が特定されていない特発性(一次性)のものと、分かれていますが、つまりのところハッキリしたことはわかっていません。
一次性の原因は
1:遺伝的なもの、2:鉄不足/体内での鉄代謝に異常がある、3:ドーパミン神経系の障害などが考えられています。
ここで、「遺伝」かどうか、を解くことはあまり解決策にならないような気がします。
病気の原因を「遺伝」です、と言われたとしたら、その後に来る言葉はなんでしょうか?
多くは「仕方がない」という言葉が出てきそうですね。
身体は神秘です。
今、これを読んで下さっている方の中には、
お医者様に行くのが怖いけど、ご自身の症状が不安で仕方ない方、
病院には絶対に行かないぞ、と決めている方、
お医者様にむずむず脚症候群だと診断され薬も出ているけれどいっこうに良くならない方、
様々だとは思いますが、「遺伝」だと言われて、よし!治してやるぞ!と勇気が出る人は少ないと思います。
身体の症状を、様々なネット情報だけで自己判断するのは避けた方が良いと思います。
けれども、自身の身体の治癒力を信じ、前向きに健康になってゆこう!と思い、活力にするのであれば、参考にしていただきたいと思います。
今はひとまず「遺伝かどうか」という考えは置いておきましょう。
親がむずむず脚症候群だから、遺伝で自分もなるかも!という余計な心配も必要ありません。
人は大人になっても、幼少の頃の生活習慣や価値観が土台となっていることが多いです。
大枠の土台は親と同じような食の好み(薄味・濃いめの味、など)運動の傾向(アウトドアの家庭で育った人と、一切アウトドアをしたことがない家庭で育った人とでは、やはり運動傾向も変わってきますね)にあります。
ですからやはり、同じ傾向の病気にもなりやすいのは確かです。
ただし、親が何かの病気になったからと言って、自分も同じとは限らないのです。
まずは、自分の生活・身体の状態を冷静に見つめることで、どんな病気でも、改善・予防できるはずなのです。
これが、西洋医学とは異なる東洋医学的考えとなります。
どんな人がなる?
繰り返しになりますが、むずむず脚症候群は、原因が特定されていない特発性(一次性)と、他の病気や薬が原因で起こる二次性があります。
遺伝じゃないなら、どんな人がなるの?と疑問に思われるかもしれません。
しかし、はっきりとした原因がわからないのですから、どんな人がなる?ということも確定しにくいのです。
ただ、原因と考えられることを細分化していくと・・・
むずむず脚症候群になる人の多くは、「ストレス」を感じやすい人に多くみられる傾向にあるように思います。
むずむず脚症候群を治す方法は?
自分で手軽にできる方法として、わたしが毎日していることをまず書きます。
足の裏の真ん中の土踏まずのあたりを押してマッサージするといいです。
あとは足首をゆっくり回したあと、膝の方に向かって優しくマッサージしながらケアするといいです。
以下に他の方法もみていきましょう。
カイロプラクティックや整体・鍼灸に行く。
近くのカイロプラクティックや整体・鍼灸に行くのもいいです。
一次性原因として挙げた3:ドーパミン神経系の障害をみていきます。
神経伝達異常は、一度も身体のケアをしていないと、自覚はないかもしれませんが、大なり小なり起こっています。
特に頸椎(首)に歪みがあると、脳からの指令(神経伝達)は阻止されて、本来の自分の力が100%発揮できないのです。
それを、多くの人は「年をとった」「年だから仕方がない」で済ませてしまいますが、しっかりと骨格を整えることで、
考えられないくらいに若返ったように身体が楽になることは多々あります。
改善できるところは全部改善していきましょう。
むずむず脚症候群の原因の1つが、神経伝達異常の可能性が大きい、というのであれば、まずは、専門家にお願いして頸椎や骨盤の歪みを整えるのも大事です。
ここで、即完治を期待しないことです。
まずは、原因の1つを改善に向かわせる土台をつくっている、というように考えられるといいと思います。
脳からの指令がスムーズにいくようにするのです。
そもそも、骨盤が歪み、どちらかの脚が短くなっていると、短い側の脚に余計に体重がかかります。
そうすると、片側の脚だけ筋肉の過緊張が起こり、神経圧迫も起こりますから、むくんだり、脚がパンパンにはったり、というような症状が初期症状として出ていたはずなのです。
世の中には、数多くカイロや整体・鍼灸サロンがありますから、どこへ行ったらいいやら迷ってしまうこともあるかと思います。
まずは、通いやすい所で探してみましょう。
とても有名な先生でも、不調がある時には遠いと通って改善する気持ちになれません。
また、不眠を得意としているカイロや整体を探すのもいいでしょう。
多くの臨床を持つサロンはたくさんあります。
治療家も「人」ですから、相性もあるでしょう。
ご自身が納得できる治療家を、本来であれば健康な時から、今後のご自身の健康予防のためにも、色々受けて、探しておくのがよいと思います。
鉄分不足を改善する
次に鉄分不足を改善するように食事に注意するといいです。
むずむず脚症候群の原因の一つが、鉄不足、と言われているのであれば、ここにも注目してみましょう。
これが、一番副作用的症状もなく、安全にアプローチできるところでしょう。
ご自身の食事を見直してみて下さい。
自身の食事で鉄分を吸収できているかどうか? もし、出来ていなければ、今日から積極的に取り入れていきましょう。
レバーの鉄の含有量は食品の中でもダントツです。
他にも、ひじき・ほうれん草・小松菜・牡蠣・きくらげ・クコの実など…
工夫しながら毎日の食卓に取り入れていくことで、ご自身の身体の変化に注目してください。
野菜や果物に多いビタミンCを一緒に摂ることで、鉄の吸収を助けてくれます。
ただし、ビタミンCは熱に弱く水に溶けるため、一度に多く摂ったとしても身体の外に尿として出てしまいますので、一度にたくさん摂るよりも毎日適度な量を少しずつ摂るように心掛けましょう。
また、せっかく鉄分を豊富に食事でとったとしても、烏龍茶・緑茶・紅茶・アルコール・コーヒーなどは、鉄分吸収を阻む成分が入っていますので、一緒に、または直後に飲むのは控えた方がいいでしょう。
ドーパミンを増やす
そしてドーパミンを増やす方法を試すのも考えましょう。
ウォーキングなど動くことでドーパミンも出やすくなります。
ストレス解消も兼ねて散歩するのもいいですよ。
さて、繰り返しになりますが、むずむず脚症候群の一次性要因の中に、「ドーパミン神経系の障害」が考えられるというのであれば、こちらにもアプローチしてみましょう。
そもそも「ドーパミン(医学的にはドパミンとも表現される)」とはどういう働きをしているのでしょうか。
ドーパミンは快感、やる気、学習能力、運動機能や記憶力といった働きを司る「報酬系」と言われる神経伝達物質です。
そのほかにも役割があります。
それは「不要な刺激を遮断する」事です。
人間の身体は常に様々な外的刺激を受けていますが、小さな刺激にまでいちいち反応していては、それこそ常に不快ですよね。
その上大きな痛みがやってきた時に反応が遅れてしまいます。
そういったことを防ぐために、状況に応じてドーパミンが働いて、小さな外的刺激を遮断する役割があるのです。
しかし、ドーパミンが神経細胞の間でうまく役割を果たせていないと、本来ブロックされるはずだった小さな刺激が必要以上に伝わり、それがむずむず脚の症状を引き起こしてしまう……こういった仮説も立てられています。
ここで、先ほどの「鉄分」の話とつながってくるのですが、
脳の中の神経細胞には、「ドーパミンを出す方」と「受けとる方」の2種類があり、
このうち、ドーパミンを受けとる方の神経細胞が正常に働くためには、
鉄分が必要だということが、これまでの実験研究によって示唆されているそうです。
さらには、ドーパミンの元となる物質を作るときにも鉄分が必要となるとのこと。
つまり鉄分が不足すると、ドーパミンの受け渡しにも影響が出るし、ドーパミンの生成段階でも影響が出るということです。
「ドーパミン」は過剰に分泌されても異常行動がみられますが、不足していても支障がでます。
ドーパミンが不足すると、ドーパミンによって保たれてきた、物事への関心や意欲などが薄れてゆき、何事にも無関心で無気力、鬱っぽい症状が現れやすくなります。
特に、現代社会に満ち溢れる『ストレス』はドーパミン不足になる大きな要因とされています。
先ほど、どのような人がむずむず脚症候群になるのか?というところで書きましたが、こういった理由から「ストレスを感じやすい人」の方が、そうでない人より、むずむず脚症候群になる確率は高いといえるでしょう。
なんでも気軽に流せるようになれば、ストレスも減るのですが、これは性格や今までの経験にもよりますので、なかなかすぐには難しいでしょう。
ここで、ドーパミンを正常に分泌するための工夫をしてみましょう。
好きなことに没頭している間は、ドーパミンが分泌されています。
体調不良であったり、長年「好きなこと」を我慢して生きて来ていると、ぱっと、好きなことを思い出せない人もいるかもしれません。
そういった時は、昔のことを思い出してみましょう。
何時間でも没頭し、疲れも忘れてしまうほどのことはなかったでしょうか?
「何の意味があるの?」と理性を働かせず、とにかく好きなこと・得意なことを行うことそのものに、意味があるのです。
また、どんな小さなことでも、新しい発見や成功は脳への刺激となります。
何かを発見をして脳が刺激を受けた時、ドーパミンが分泌されています。
例えば、いつもと違う道を歩いてみる、そこで興味がわくお店を発見した、などと言う時、ドーパミンを分泌することが出来ます。
すると次の日には、もっと違う道も探してみたくなるものです。
これが物事への意欲となります。
夜になると、むずむずと不快な症状に悩まされ、さらに不眠による日中のだるさ、などがあるとそのことばかりに気持ちがとらわれてしまうのは当然です。
ただし、そのことがまたさらにストレスをうむのです。
他のことへ意識を向ける努力をする。
神経細胞レベルで、それが必要なのだと理解しましょう。
他にも、たとえ簡単な計算問題であっても満点を取ればドーパミンが分泌されます。
その小さな成功は、もっと色々な問題を解きたい、という意欲をうみだします。
繰り返しますが、どんなに小さなことでも、新しいことを知る、新しく成功することはドーパミンの分泌に繋がります。
長年やったことのないパズルなんかもいいのです。
時間の無駄、と思わずチャレンジしてみる価値はあります。
スマホゲームもそういう意味ではいいのですが、やはり携帯を長時間みることによる身体への悪影響を考えるとあまりおススメできません。
良質な睡眠を心がける
良質な睡眠を心がけるのも、むずむず脚症候群を改善するのに役立ちます。
むずむず脚症候群になると、気になって眠れなくなる、ということが多いのは確かです。
なので、逆に、良質な睡眠のために出来ることを考えていきましょう、
コーヒーなどカフェインを含む飲み物やアルコールを控えること、タバコも禁煙する努力をしましょう。
タバコを吸って数秒以内に、心臓にいく血管は細くなると言われています。
また血圧は10%程度、上昇すると言われています。
このような状態で、良質な睡眠がとれないのは一目瞭然ですよね。
またウォーキングやストレッチなどの軽い運動を日常に取り入れることも良いことです。
ちなみに、ドーパミンを分泌させるのに手っ取り早いのは、簡単な運動をすることです。
体をほどよく疲れさすことで、深い眠りに持っていきます。
寝る前のホットミルクも効果的だと言われています。
血管に働きかけるシナモンも入れるという工夫をするといいでしょう。
生活にアロマを取り入れる
生活にアロマを取り入れるのもむずむず脚症候群を改善するのに役立ちます。
アロマの精油を使って、芳香浴をするのも効果的です。
基本的には、自分が好きだなぁ、リラックスできるなぁ、と思えるものであれば大丈夫ですが、アロマも奥深い世界です。
神経系統の弱い人、てんかん患者、高血圧症の人には禁忌となっているペパーミントなどの精油もありますので、雑貨屋ではなく、アロマ専門店に行き相談するのが良いでしょう。
アロマ芳香浴を楽しめるグッズなども沢山販売していますが、まずはお手軽にティッシュやハンカチなどに1・2滴垂らして枕元に置いて楽しむ、という方法もあります。
まとめ
むずむず脚症候群は遺伝なの?どんな人がなるの?治す方法を教えて!のまとめです。
こうしてみていくと、「鶏が先か?卵が先か?」というように、色んな要因が複雑に作用しあって、「むずむず脚症候群」となっているように思えます。
それが「原因ははっきりしていない」とされる所以ではないでしょうか。
遺伝要因もあると言われているのは確かです。
ただ、そこにとらわれず、自分自身の自然治癒力を信じてみましょう。
このストレス社会で生き抜くには、ストレスをうまく発散する方法を普段からみつけておく必要があるでしょう。
ストレスによるドーパミン不足、ドーパミン不足による意欲の低下、意欲の低下による運動不足、運動不足による睡眠不足、睡眠不足による神経伝達異常、、、というようにエンドレスに悪循環に陥っている状態とも言えるでしょう。
少し気分転換をすることにより、細胞レベルで悪循環を断ち切り、好転させることができると思います。
少しでも症状が軽減していくことを願っています。
mana+
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