冬の乾燥でニキビが悪化!予防と対策を教えて!
突然ですが、乾燥している時期にニキビがひどくなった経験はありませんか?
冬になるといつもニキビがひどくなる。
お肌のかさつきもニキビも気になっている。
実は、ニキビは乾燥が原因で悪化してしまう事があるんです。
冬は特に空気が乾燥しがちな季節です。
また、夏からのダメージを引きずって、お肌が弱っている可能性があります。
しっかりと予防と対策をして、乾燥でニキビを悪化させない方法を考えていきましょう。
目次
ニキビが出来てしまう理由
ニキビは脂性の人ができるもの。
そういうイメージがある方も多いのではないでしょうか。
そもそもニキビの原因とは、毛穴に皮脂がたまって毛穴を詰まらせてしまうこと。
脂性の方は、普通肌の人に比べて余分な脂を多く出してしまうので、毛穴が詰まりやすくなってしまいます。
そして、大人ニキビの場合は皮脂の過剰分泌に加え、ストレスや不規則な生活、睡眠不足や食生活の乱れなども関係しています。
また、肌タイプに合わない化粧品や間違ったスキンケアなども原因となる事があります。
では次に、なぜ乾燥によってニキビが悪化する現象が起きるのか見ていきましょう。
乾燥によってニキビが悪化してしまう理由
乾燥によってニキビが悪化してしまうのは、【乾燥肌ゆえ】なのです。
どういう事でしょうか?
乾燥している状態と言うのは、水分と油分が不足している状態です。
水分を失ったお肌は、バリア機能が弱ってしまいます。
弱ってしまったお肌は、古くなった角質が残りやすく、硬くごわついてしまいます。
残った角質はどんどん分厚くなってしまいます。
その厚く、硬くなってしまった角質が毛穴の入り口に蓋をしてしまうのです。
さらに、水分の蒸発をなんとか食い止めようと過剰に皮脂をだしてしまいます。
すると、余分な皮脂が正常に肌の表面に出られなくなり、ニキビができてしまう。
そして、こんな事をしたことはありませんか?
カサついているのにテカっている部分がある。
気になるから油取り紙やふき取り化粧品で一生懸命皮脂を除去しようと試みる。
更には、洗顔するときに必要以上にゴシゴシとこすってしまう。
するとどうでしょう、肌はどんどん乾燥して皮脂をさらに出してしまう・・・。
とても悪循環になってしまいます。
乾燥ニキビは特に大人の女性に多いとされています。
では、一般的に乾燥肌とはどのような原因で起きてしまうのでしょうか。
乾燥肌の原因
ここでは乾燥肌の5つの原因について詳しくみていきます。
生活習慣や環境
1・生活習慣や環境
睡眠不足はお肌へ直接かかわってくる問題です。
お肌にとってのゴールデンタイムというものをご存知の方もいるかと思います。
一般的に22時〜23時までには就寝と言われていたようですが、現代社会で生活している私たちには少々無理がありますよね。
でもご安心ください。
だいたい24時頃に就寝し、7時頃に起床するのが良いと最近では言われているそうです。
入眠からだいたい3〜4時間程すると成長ホルモンが分泌されはじめます。
そしてその後、副腎皮質ホルモンのコルチゾールという物質の分泌が高まってきます。
あまり遅い時間帯に寝ると、成長ホルモンが分泌されないままコルチゾールが分泌されてしまうのです。
すると成長ホルモンの良い影響を受けることができなくなってしまうのです。
成長ホルモンは美肌や健康な体を作る上で無くてはならないものなのです。
また、過度の喫煙やエアコン、ストレスなどもお肌にとっては大敵です。
特にエアコンは空気が乾燥してしまいますので、乾燥肌をさらに促進してしまいます。
洗濯物を室内に干すだけでも全然違うそうですよ。
何事もほどほどに、というわけですね。
加齢
2・加齢
誰でも歳をとるのは当たり前のことですが、歳を重ねてくるとお肌トラブルも起きやすくなってきます。
歳を重ねるごとにお肌の水分や油分の量が減ってきてしまいます。
歳をとると肌表面の油分が少なくなり、寒さを感じやすくなるのはそのせいだとも言われているそうです。
また、お肌のトラブルが多くなるのは肌の生まれ変わるサイクルが若いころと違い、ゆっくりとしたペースになるからと言われています。
セラミドと呼ばれる保湿成分が、お肌の生まれ変わりによって生成されるからなんだそう。
個人差はありますが30代後半ごろからそういった変化を感じやすくなるそうです。
ただし、加齢が原因だ!と決めつけるのはまだ早いですよ。
後述しますが、間違ったスキンケアによるものや、皮膚疾患などの可能性もあります。
洗顔時のしすぎやこすりすぎ
3・洗顔時のしすぎやこすりすぎ
洗顔時のこすりすぎで乾燥肌を引き起こす事もあります。
また、一日に何度も何度も洗顔をするのはよくありません。
さらに、力を入れて洗顔することによって、すでにできてしまったニキビを引っかいてしまったりつぶしてしまう危険性も。
お肌の表面は非常に薄く、刺激にとても弱いのです。
泡を転がすように洗いましょう、と美容の専門家の方は必ず言いますよね。
だけど、泡を転がしただけで汚れがちゃんと落ちているの?!
そんな疑問を持った事はありませんか?
泡を転がしたときに、泡の一つ一つが細かくはじけます、その働きで汚れを浮かせて洗い流すのです。
ご安心いただけましたでしょうか。
なので、洗顔するときはたっぷりの泡を作って、包み込むようにそっと優しく洗いましょう。
濃密でしっかりとした泡を作れる場合は、泡をのせたあとポンポンと泡を優しく叩くだけでもいいんですよ。
こうすることで刺激を極力与えず、必要以上に皮脂を除去してしまう心配もありません。
洗顔後はタオルでゴシゴシと拭かずに、優しく押し当てるように拭いてあげましょう。
間違ったスキンケア
4・間違ったスキンケア
加齢の最後にも書いたように、間違ったスキンケアは乾燥の原因になります。
気に入っているブランドの基礎化粧品やコスメは、見ているだけでテンションが上がってしまうものです。
しかし、その化粧品が本当に自分のお肌に合ったものですか?
元々乾燥しやすいお肌なのに、ベタベタするのが苦手だからさっぱりタイプを使っている。
そんな方も多くいるようです。
乾燥を感じやすいお肌、普通肌なのか脂性なのか、敏感肌なのか。
まずは自分のお肌はどのタイプなのかを考えてみてください。
そして、自分の肌タイプに合った基礎化粧品を探す事が大切と言えます。
化粧水をつけるとヒリヒリする、赤みが出てしまう化粧品などはやめておくのが無難です。
お肌はとにかく刺激に弱いものなので、痛みや赤みが出てしまうということは刺激が強すぎるためです。
また、お肌に化粧水を浸透させようと、バシバシと音がするほど一生懸命パッティングするのも避けたほうがいいでしょう。
お肌は優しく扱うと言うことを忘れないでくださいね。
皮膚疾患
5・皮膚疾患
アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患をお持ちの方は、セルフケアで悪化させてしまう事もあります。
自分が乾燥肌なのか皮膚疾患なのかわからない場合は、念のため皮膚科を受診してください。
乾燥ニキビの予防と対策
乾燥の原因や乾燥ニキビについて、少しおわかりいただけたと思います。
では、乾燥ニキビの予防と対策をするためにはどのような事が大切なのでしょうか。
当然、まずは乾燥させない事、そして適切なニキビケアを行う事。
その方法をご紹介していきますので、乾燥ニキビにお悩みの方は参考にしてみてくださいね。
極力ノーメイクで過ごす
1・休日や外出の予定などがないときは、極力ノーメイクで過ごす
メイクをすると必ずクレンジングが必要になります。
クレンジングは皮脂を必要以上にとってしまう原因になります。
またクレンジングの際はこすらないように、撫でて優しく落としていきましょう。
乾燥が気になる方は、できればオイルタイプのクレンジングは避けて、クリームタイプや乳液タイプの肌に良いクレンジングを使うと良いでしょう。
落ちにくいアイメイクやリップなどはポイントのメイク落としを使うなどするのも良いでしょう。
シートタイプのものは必然的に肌に強い摩擦を起こしてしまうので避けましょう。
正しい洗顔をしましょう
2・正しい洗顔をしましょう
乾燥の原因でも書いたように、洗顔方法は非常に重要です。
肌に摩擦をおこさないように、優しく丁寧に洗顔しましょう。
また、洗い流しが不十分なのもNGなので、しっかりと洗い流していきましょう。
あごのライン、こめかみ付近、もみあげ付近、髪の毛の生え際などはすすぎ残しが特に多い部分ですので意識してみてください。
あまりにもニキビがひどくなっている場合は、シャワーの水圧を下げるか洗面器から手ですくってそっと洗い流してください。
その際も絶対に強くこすらないように注意しましょう。
熱すぎるお湯は肌を乾燥させてしまいますので、32度ぐらいまでが適切な温度と言えます。
洗顔料は刺激が少なく泡立ちがよい無添加洗顔を選ぶといいです。
例えば実際使ってみてよかったのは、ノンエー(NonA)です。
保湿しながらニキビケアやニキビ跡ケアになります。
→NonA(ノンエー)石けんがニキビ肌に効果がある理由は?
基礎化粧品を使用する際には
3・基礎化粧品を使用する際には
乾燥が酷い方、アトピーの方、敏感肌の方、ニキビが多い方はできるだけコットンの使用を避けましょう。
実はコットンそのものが刺激になってしまうことがあるのです。
手のひらに少しずつ出して、何回にも分けて優しくたっぷりと化粧水などをつけてあげましょう。
また、油分を多く含むリッチなタイプのクリームの使用は、ニキビを悪化させる原因になったり、敏感肌や脂性の方には不向きですのでご注意ください。
セラミドなどの保湿成分を配合した化粧水や、適度な油分を保つことが乾燥ニキビケアに適していると言えます。
またニキビ対策コスメなどの使用も効果的ですが、中には刺激が強いものもあります。
敏感肌の方が選ぶ際は販売員や医師に相談しましょう。
水分補給も忘れずに
4・水分補給も忘れずに
冬になるとついつい水分補給をおろそかにしてしまいがちです。
しかし、お肌の奥の水分量を上げていくためには、水分をしっかりとることがかなり重要なのです。
喉が渇いてないから飲まない、のではなく意識してこまめに水分をとるように心がけましょう。
朝は冷たいお水ではなく、白湯などをゆっくりと飲むのが美容にも良いとされています。
ストレスを溜め込まない
5・ストレスを溜め込まない
溜まってしまったストレスも乾燥ニキビに関係しています。
ホルモンバランスの乱れにより、新陳代謝が落ち込んでしまいます。
そのうえ免疫力も低下してしまうため、ニキビができやすくなってしまうのです。
適度に運動やストレッチなどをする、好きな事をして発散する時間を作るのも大切なニキビ対策と言えます。
また、入浴をすることにより、気分もすっきりしますし毛穴が開き老廃物を排出してくれるのでおススメです。
冷えも改善されるので、血行不良によるお肌の生まれ変わりサイクルの乱れを整えてくれます。
香りの良い入浴剤などを入れることによりストレスの軽減にもつながります。
今は保湿ケアにもなる潤う入浴剤もあります。
使ってみると潤いアップにいいですよ。
部屋を適度に加湿する
6・部屋を適度に加湿する
冬は特に空気が乾燥する季節です。
部屋の湿度もぐっと低くなってしまうため、お肌の乾燥を招く原因になります。
加湿器などを使ってお部屋を加湿しましょう。
また、加湿器を持ってない場合や置くスペースが確保できない場合は、適度に湿らせたタオルを軽く振ってみたり、コップや洗面器にお湯を入れてしばらく置いておくだけでも効果があります。
理想の湿度は60%前後と言われていますので、参考にしてみてください。
これらの方法を試しても乾燥ニキビが良くならない場合
7・これらの方法を試しても乾燥ニキビが良くならない場合
ニキビがどうしても改善されない、いろいろ試したけど何も効果がなかった。
そんな場合は一度医師に相談してみましょう。
皮膚科を受診すると、保険適用でニキビ治療薬を処方してもらえます。
その際、乾燥によるニキビかもしれないと言うことをしっかり医師に伝えましょう。
ニキビ治療薬の中には、乾燥によるニキビには刺激が強いものもあります。
まずは何が原因なのか、相談してみるのが良いでしょう。
まとめ
冬は、空気が乾燥するので、特にニキビを悪化させてしまう要因がたくさんあることがわかりましたね。
まずは乾燥対策をしっかり行っていく事、そしてニキビを極力作らない生活を心掛けることが非常に大切です。
また、出来てしまったニキビを放置しない事、そして体の外からだけではなく内側からもケアしていかなければ、治すのが難しいと言えるでしょう。
特に乾燥からくる大人ニキビは、思春期ニキビよりも原因がはっきりしないことが多く、仕事や家庭の事が忙しく放置してしまいがちになります。
時にはゆったりとした気持ちになれる時間を作り、ストレスなども溜め込まないようにしたいものですね。
意外に知らない乾燥肌の原因や対策、ニキビケアですが、適切なケアを行うことにより、悪化させない、これ以上増やさない事が肝心です。
◆なお、病院に行くほどではないけど、大人ニキビができやすいし繰り返すというときは、保湿しながらニキビケアになるメルラインを使ってみてください。
メルラインは乾燥肌にも効果で人気ですよ。
私も使っていますが、洗顔後に塗るだけのオールインワンジェルで簡単お手入れなのに、ニキビができにくくなります。
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