40代で老けた!年齢肌原因の糖化と酸化の違いと対策方法を教えて!
40代になって急に老けてきた。
年齢を重ねるたびに気になっていくお肌のトラブル。
毎日きっちりスキンケアしているのになぜトラブルが起きてしまうのだろう。
実は、年齢肌にトラブルが起こりやすいのにはちゃんとわけがあります。
「酸化」と「糖化」という言葉をご存知でしょうか?
この2つが年齢肌に深い関係があるのです。
今回は、40代以降の肌ケアに必要な知識「酸化」「糖化」の違いや、対策方法をお伝えしていこうと思います。
目次
お肌が老化するということ
お肌がなんとなく調子がわるい、お化粧のノリも悪くなってきた。
40代に入ってからシワやシミ、たるみやくすみ、様々なお悩みを抱えている方が多いと思います。
お肌の老化を進行させてしまう原因は多岐にわたりますが、主な原因としてこのようなものがあります。
紫外線による肌ダメージ
紫外線はお肌のシミやシワ、たるみを促進してしまう原因になります。
若いころから長年の間浴びて蓄積された紫外線ダメージは、シミとして肌表面にあらわれてきます。
また、シミ予備軍としてこれから出てくるかもしれないものも含まれます。
光老化という言葉を聞いたことがありますか?
これは紫外線を浴び続けることによって、お肌のハリを保つ組織にダメージをあたえるため、シワやたるみの原因を作ってしまうこと。
紫外線はあらゆる老化の悩みを深刻化させてしまうものです。
一年中紫外線は降り注いでいますので、年間を通して紫外線対策を行うのが良いでしょう。
折り畳み式の晴雨兼用傘をお出かけの際に持っていると、とても便利ですよ。
帽子やサングラスなども準備するといいですね。
乾燥
お肌の乾燥もまた、お肌を老化させてしまう原因です。
具体的には、肌の水分が蒸発し、乾燥により肌のバリア機能が失われてしまいます。
バリア機能を失った肌は更に乾燥していくのです。
乾燥が悪化した肌は、厚くゴワゴワになり、毛穴も目立つようになり、化粧水の浸透を阻害してしまう原因になります。
更には大人ニキビの原因にまでなってしまいます。
乾燥肌を防ぐためには、年間を通して徹底的に保湿することが大切です。
夏は保湿ケアを怠りがちになりますが、夏は紫外線量も多くエアコンなどで空気が乾燥していますので、気を付けましょう。
また、洗顔をする際のこすりすぎにも十分注意してくださいね。
洗顔もスキンケアも優しく丁寧にを心掛けてください。
菲薄化(ひはくか)
菲薄化とは、真皮のコラーゲンやエラスチンなどの量が少なくなり、皮膚が薄くなってしまう事。
加齢や新陳代謝の低下などが原因とも言われています。
菲薄化してしまったお肌は、ダメージを受けやすくなり、炎症や赤みの原因になってしまうことも。
赤みが酷いときはセラミド入りのスキンケアで赤ら顔ケアをするといいです。
菲薄化は年齢を重ねていくとなりやすくなってしまうので、日々のスキンケアや乾燥対策はしっかりと行っていきましょう。
お肌の酸化と糖化
今回のテーマである酸化と糖化のお話です。
次項で詳しく解説しますので、ここではさらっとご紹介しますね。
紫外線ダメージや乾燥、間違ったスキンケアが良くないというのは全ての年代の女性に言える事ですが、酸化や糖化は年齢を重ねたお肌に起こりやすい現象です。
あまり聞いたこともないし、聞いたことはあってもどういう事なのかわからない。
確かにそうですよね。
酸化とは、読んで字のごとくお肌が酸化してしまう現象です。
主にシワやシミを増やしてしまう原因になると言われています。
糖化は、肌のくすみを進行させて、お肌の明るさを失う原因になると言われています。
では、酸化や糖化がどういったものなのか詳しく見ていきましょう。
お肌の酸化とは
「酸化」見るからによくなさそうなイメージを受けますよね。
【活性酸素】をご存知でしょうか?活性酸素は健康を維持していく上でもできるだけ活発化させたくない物質なんです。
老化の原因であるとも言われています。
その活性酸素とは、ずばり酸素を【毒化】してしまう怖いものなのです。
もともとは、体内に侵入した悪い菌を退治するための物質が活性酸素です。
強力な殺菌力なので体に必要な物質なんですが、増えすぎると自分の細胞まで破壊するので厄介です。
活性酸素は、紫外線や喫煙、ストレス、バランスの偏った食事や大気汚染などで増え続けていくのですが、本来は体内の【抗酸化酵素】の働きで防ぐ事ができます。
しかし、年齢とともに抗酸化酵素の働きも弱まり、活性酸素が増えすぎてしまうと抗酸化酵素でも防ぎきれなくなってしまうのです。
現代社会に生きている私たちのまわりには、活性酵素を作ってしまう原因がたくさんあるんですね。
この活性酸素が脂質と結合し、お肌の細胞にダメージを与えてしまうのです。
これがお肌の酸化です。
切ったリンゴを放置しておくと、表面が黒っぽくなるのも酸化です。
お肌が酸化することにより、お肌が硬くなって弾力が失われるためにシワが増えたり、メラニン色素が活発になりシミを悪化させてしまいます。
お肌の糖化とは
お肌が酸化してしまうのはなんとなくわかったけど、糖化ってなんだろう。
そう思いませんか?
酸化というのはなんとなく文字からも想像できますが、糖化してしまうとは一体どのようなものなのでしょう。
体の中で余ってしまった糖分がたんぱく質と結合して【糖化生成物】というものができてしまいます。
この糖化生成物が増えていくと、お肌のくすみやたるみ、さらに透明感などが徐々に失われていきます。
肌が暗く、黒ずんだ感じになってしまうのも、この糖化が原因であるとされています。
また、糖化はお肌のトラブルを増やすだけではなく、健康にも影響を及ぼしてしまうのです。
しかし、糖分をとってはダメ!と言うわけではないのです。
【とりすぎてしまった糖分】がエネルギーとして消費されないことが問題なのです。
糖化反応は、よくパンを使って表現されるのですが、想像してみてください。
焼く前の食パンは、柔らかくしっとりとしてフワフワしていますよね。
それをトーストすると、表面が硬くきつね色になりますよね。
これは、パンの中に含まれている糖分とたんぱく質が結合して糖化したものなのです。
この現象が、私たちの肌表面に起きてしまうのが、肌の糖化です。
お肌を酸化、糖化させないためには
お肌の酸化、糖化がアンチエイジングの敵だという事をおわかりいただけたでしょうか。
いくら一生懸命スキンケアをしていても、この酸化と糖化を防がない事にはどんどんお肌の老化が進んでいってしまいます。
では、具体的にどのようにして酸化、糖化の予防や対策ができるのでしょうか。
酸化させないための対策
体の中もお肌も酸化させないためには、抗酸化生活を送ることをお勧めします。
体の中やお肌がサビていくとも表現される酸化ですが、できるだけサビの原因である活性酸素を増やさない、防ぐ生活を心掛けることがとても大切です。
まずは、健康な体を作るために必ずと言っていいほど注意されるのが、過度の喫煙や飲酒を控えましょうという事。
特に喫煙は、体の中に有害物質が入ったという信号が送られると、その物質を排除する目的で活性酸素が発生します。
そう、まさに活性酸素を発生させてしまう直接的原因になります。
現在たばこを吸っている場合は、禁煙、もしくはできるだけ本数を減らすなどの努力をしてみましょう。
喫煙は、お肌にとっても体にとっても百害あって一利なしと言われるものです。
飲酒もほどほどなら良いのですが、あまりにも過度の飲酒は肝臓に大きな負担をかけてしまいます。
肝臓には解毒や代謝という機能が備わっていますので、とても忙しい臓器なのです。
その肝臓に更に大きな負担をかけてしまうと、活性酸素の発生を活発化させてしまいます。
お酒が好きな方は、休肝日を作ったりするなど、できるだけほどほどを心掛けてくださいね。
酸化させてしまう原因は喫煙と飲酒だけではありません。
バランスの悪い食生活や食品添加物の影響、紫外線やストレスなども原因になります。
脂質の多い食事はできるだけ控え、バランスよく食べる習慣を身につけましょう。
中でも、抗酸化作用が優れている食品を積極的に食べましょう。
にんじん、鮭、トマト、カボチャ、バナナ、りんご、玉ねぎ、大豆。
などの食品が、抗酸化作用があると言われている食品の一例です。
飲み物ですと、紅茶や緑茶、赤ワインなどに抗酸化作用があるとされています。
ビタミンCやビタミンE、亜鉛が多く含まれている食品が望ましいと言われています。
また、食品添加物は、分解するために肝臓に負担をかけてしまいます。
前述したように、肝臓の負担が大きくなると活性酸素を発生させる原因になってしまいます。
できるだけ自炊するようにして、コンビニ食品やカップ麺などの摂取は極力控えたほうがよさそうですね。
お肌のために、紫外線対策や予防をしている方も多いと思いますが、紫外線も酸化する原因をつくってしまうのです。
皮膚に紫外線を浴びると、守ろうとする働きで体内に活性酸素が発生します。
美肌を保つ成分として有名なコラーゲンも、紫外線によって酸化します。
結果、肌の弾力が失われて、シワの原因をつくってしまうことに。
夏場の紫外線対策だけではなく、少しの外出などでも紫外線に気を付ける事が大切です。
私も1年中、飲む日焼け止めサプリを飲んだり、お肌に優しい日焼け止めのHANAオーガニックUVミルクを使っています。
そしてもう一つ、ストレスも酸化の原因になってしまいます。
ストレスが蓄積したり、強いストレスを感じると活性酸素を増やす原因になるそう。
適度な運動を心掛けたり、自分の好きな事をしてストレスを発散するなどして、ストレスを溜め込みすぎないようにしましょう。
糖化させないための対策
酸化の対策をしっかり行っていても、糖化をさせてしまっては意味がありません。
糖化の対策も同時に行っていきましょう。
糖化の原因とされるのが糖分の取りすぎです。
糖分そのものが悪いわけではなく、とりすぎた糖分が良くないのです。
炭水化物や清涼飲料水、また甘いお菓子の食べ過ぎなどでとりすぎた糖分は、エネルギーとして消費されずに行き場をなくし、たんぱく質と結合して最終糖化生成物になります。
AGEとも呼ばれるこの最終糖化生成物は、体にさまざまな影響を与えます。
もちろん、良い影響はひとつもありません。
糖尿病や動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞を引き起こしやすくなると言われています。
その悪影響の一つに肌の老化があるのです。
また、前項でお話しした酸化と、この糖化は切っても切れない関係にあります。
糖分が劣化していく過程で酸化の力が働きます。
なので、酸化がどんどん進んでいけば糖化もおこりやすくなってしまうのです。
酸化も糖化も同時に予防、対策していくのがとても大切な事です。
糖化を防ぐには食事、運動、生活習慣の改善が必要になります。
まず食事ですが、できるだけ糖分をとりすぎない食事を心がけましょう。
炭水化物の食べ過ぎや、甘いものの過剰摂取はやめましょう。
また、野菜を中心にした献立を考えて、積極的に野菜を食べましょう。
特に緑色の野菜が血糖値の上昇をゆるやかにしてくれますよ。
また、ハムやソーセージなどの加工食品もできるだけ控えめにした方が良いです。
そして、日々の生活に運動をとりいれていきましょう。
ハードな筋トレやフルマラソンのような運動は必要ありません。
日々のウォーキングや、自宅で手軽にできるエクササイズなどを無理のない範囲で行っていきましょう。
できるだけ、食後に行うのが理想のようですが、あまり考えすぎずにできるときには必ず運動をする、という習慣をつけましょう。
睡眠不足も糖化を進行させてしまいます。
睡眠をしっかりとらないことで、糖の代謝を妨げてしまうことになります。
生活習慣をしっかりと見直して、規則正しい生活を心掛けてください。
糖化させないための生活は、糖化予防だけでなく、肥満の予防や改善にも役立ちます。
健康維持と美しいお肌のためにも、是非続けてみてください。
まとめ
エイジングケアのために、どれだけ毎日頑張ってスキンケアをしても、「酸化」と「糖化」を無視して美肌の維持はできないという事がおわかりいただけたでしょうか。
また、美肌の大敵であるだけではなく、健康維持の妨げになってしまうのです。
40代に入ってお肌と体の調子があまり思わしくないという方は、もしかしたらこれらが原因かもしれません。
日々の生活を、少し気を付けるだけで、酸化も糖化も予防することができます。
いきなり生活習慣を変えるのはとても大変なことなので、できることから少しずつやってみることが大切です。
そして、それを継続して行っていくのが一番難しく大事なことです。
美しい肌と健康を維持するために、内側からも外側からもアプローチして、素敵に年齢を重ねていきたいものですね。
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