40代で小じわとシミが酷い!改善や予防対策のコツを教えて!
30代までは気にしていなかった小じわやシミ。
40代になって突然シワが目立つようになって、シミも濃くなり増えてきた。
鏡を見るたびに憂鬱になってしまいますよね。
年齢を重ねたお肌はトラブルが多くなってきます。
その中でも、特にお悩みとして多く聞くのが小じわやシミ。
メイクがシワに入り込んでよれてしまったり、ファンデーションだけで隠しきれない程濃いシミができてしまったり、本当に、どうしたら良いのかわからなくなってしまいますね。
今回は、そんな年齢肌の小じわやシミの原因と改善策、また予防方法などをまとめてみました。
40代に突入して小じわやシミなど、お肌の悩みを抱えている方は必見です!
目次
小じわ、シミの原因
まず初めに、年齢を重ねたお肌はなぜ小じわやシミが増えてしまうのか、原因に迫ってみましょう。
小じわの原因
いわゆる【ちりめんジワ】と呼ばれる小じわ。
目元や口元などにできやすく、細かいシワの事を小じわと呼びます。
目尻に鳥の足跡のようにできてしまう笑いジワも小じわの一種ですね。
でき始めの頃は、笑ったりしなければ目立たなかったものが、徐々に目立ち始めて次第に深くなっていってしまいます。
小じわの原因として主に考えられるものとして【乾燥】【紫外線】【間違ったスキンケア】などが挙げられます。
そもそも小じわができやすいと言われている目元や口元は、他の部分に比べて皮膚がとても薄いのです。
皮膚が薄い部分はシワができやすいと言われています。
とても薄い紙やティッシュペーパーなどは、手で軽くこすっただけでシワになってしまいますよね。
それが自分の目元や口元に起こっていると想像してみてください。
【間違ったスキンケア】で多くみられるのは、クレンジングや洗顔、スキンケア時に強い力を入れてしまうといった事。
もちろん、強くこすれば汚れは落ちます。
それは間違いではないのですが、問題はそれが皮膚に大きな負担をかけてしまうという点です。
そして、スキンケアの際も、お肌に浸透させようとバチバチと音がするほど一生懸命パッティングしてしまったり、クリームなどを塗る際にゴシゴシとこするように塗ってしまったり・・・。
意外に心当たりがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかなか時間が取れない忙しい女性は、スキンケアをできるだけ短縮したいと思って、無駄に力をかけてしまったりしますよね。
実は、それがシワを作る原因になっている可能性があります。
そして、肌トラブルのすべてに共通すると言っても過言ではないのが【乾燥】と【紫外線】です。
肌トラブルの原因などを調べてみると、ほとんどのものに、この乾燥と紫外線は書かれていると思います。
それほど肌にとって乾燥と紫外線は良くないものだという事ですね。
乾燥が原因の小じわについては、説明する必要があるのかも疑問に思うほどなのですが、一応ここではお肌の乾燥の原因や、シワが深くなってしまう原因について詳しくお話ししたいと思います。
上から順番に【表皮】【真皮】【皮下組織】から成り立っているお肌ですが、乾燥した状態を長く放置しておくと、表皮だけでなく真皮にまでシワが到達してしまいます。
その結果、なかなか隠し切れない深いシワができてしまうのです。
本来ならば、お肌は表皮の角質細胞がバリア機能を持っているのですが、乾燥によりバリア機能が弱くなると小じわができてしまうそうです。
角質細胞というのは【皮脂膜】【角質細胞間脂質】【天然保湿因子(NMF)】というものによって保湿力を保っています。
角質細胞間脂質と言うのは主にセラミドという成分から構成されています。
保湿化粧水などに含まれている美容成分として有名ですよね。
このセラミドなどの成分が、お肌のバリア機能や水分保持機能を持っています。
天然保湿因子(NMF)というものは、アミノ酸とその誘導体が大半を占める成分です。
このNMFの量が減少することで、角質保湿機能が低下し、乾燥を招いてしまいます。
皮脂膜、角質細胞間脂質、NMFのバランスが崩れると乾燥肌をさらに悪化させてしまうそうです。
乾燥はシワを作る原因だけでなく、シワを深くしてしまう原因でもあるんですね。
紫外線もまたあらゆる肌トラブルの原因の筆頭にあがるものですよね。
太陽の光を浴びる事は、生き物にとってとても大切な事です。
しかし、この太陽光の紫外線は、人間のお肌にいろいろな悪影響を与えると言われています。
前述した天然保湿因子は、紫外線やストレスなどにより機能が弱くなってしまいます。
紫外線は大きくUV-A、UV-BとUV-Cと言うものにわけられます。
UV-Cが一番危険な紫外線と言われていますが、このUV-Cは私たちの一般生活圏内には届かないものです。
UV-Aはシワやたるみの原因になるものと言われています、
後程シミの項で詳しくお話ししますがUV-Bはシミの原因だと言われています。
シワの原因になるUV-Aは肌の表皮から真皮にまで到達してしまうもので、ハリや弾力を保つと言われているコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。
そして、UV-Aは長年ダメージが蓄積されることにより、徐々にハリや弾力を奪っていくそうです。
続いてはシミの原因についてお話ししたいと思います。
シミの原因
シミの原因として、やはり一番に思いつくのは紫外線ですよね。
前述したUV-Bというものがシミの原因になる紫外線です。
シミの多くは日光性黒子や老人性色素班と呼ばれるもので、これは紫外線が原因になっているものだそうです。
UV-Bは表皮に炎症を起こしてしまいます。
火傷のようになってしまったり、乾燥などの肌トラブルを引き起こしたり、メラニン色素を増加させることによりシミなどの原因になります。
有害性はシワの原因になるUV-Aよりも高いとされていて、なんと600倍から1000倍もの有害性があると言われているそうです。
そして、シワの原因としても出てきたものがまだあります。
【乾燥】と【間違ったスキンケア】です。
紫外線、乾燥、間違ったスキンケアは、本当にどの肌トラブルにも出てくる原因オールスターですね。
乾燥は前述したように、紫外線からも引き起こされるものですが、間違ったスキンケアからも引き起こされるものです。
力を入れ過ぎることによる間違ったスキンケアは、角質層を傷つけてしまう場合があります。
角質層を傷つけてしまうと、乾燥肌をさらに悪化させる原因になります。
そして、お肌は乾燥すると角質層が分厚く硬くなってしまいます。
すると、古い角質や細胞が肌表面に残りやすくなってしまうのです。
そして、乾燥肌はターンオーバーの乱れも引き起こしてしまうので、メラニンが角質と一緒に剥がれ落ちるタイミグを失ってしまいます。
メラニンはシミの原因と言われていますので、肌を乾燥させることはシミも悪化させてしまう事になるんですね。
完全に悪循環になってしまいますよね。
シミの原因として、もう一つお話しておきたいのが睡眠と喫煙です。
美肌や美白に良いとされているビタミンCですが、喫煙をすることにより体内のビタミンCはほとんど奪われてしまうんです。
しかも、喫煙は新陳代謝も悪くしてしまうので、ターンオーバーの乱れにもつながります。
また、たばこに含まれるニコチンは肌の乾燥や老化を促進するともいわれています。
喫煙はできるだけ控えるか禁煙が美肌の為でしょう。
睡眠不足はシミの原因だけでなく、肌の不調やあらゆる体調不良の原因になると言われています。
入眠後4時間が非常に重要だと言われていて、できれば日付が変わる前に入眠し、最低でも6時間の睡眠時間を確保するのが良いです。
睡眠不足になると、肌細胞の生成が悪くなり、ターンオーバーの乱れにつながります。
何度もお話ししているかと思いますが、ターンオーバーの乱れはシミを悪化させてしまいます。
小じわとシミの詳しい原因がわかったところで、お次はできてしまった小じわやシミの改善方法についてお話ししたいと思います。
小じわ、シミの改善
小じわ、シミの改善に共通して言えるのが正しいスキンケアと徹底的な保湿です。
乾燥と間違ったスキンケアは、シワやシミ以外の肌トラブルも引き起こしやすくなります。
まず、洗顔やクレンジングは必ず優しく行いましょう。
絶対にゴシゴシとこすってはいけません。
お肌は本当に薄いものなので、強い力を入れてしまうと必ずなんらかのダメージをうけます。
クレンジングは撫でるように、洗顔は泡立てた洗顔料で泡を転がすように優しく行いましょう。
洗顔後もタオルで優しく包み込むようにするといいです。
ごしごしふかないように注意です。
そして、洗顔後の保湿は力強くパッティングするのではなく、いつもより少しだけ時間をかけて、ジワーッと染み込ませるように行う事です。
敏感肌の方は、コットンが刺激になる事があります。
コットンを使用して赤くなってしまう、ヒリヒリするなどといった刺激を感じる場合は手の平を使って化粧水を馴染ませましょう。
コットンを使用する場合も、手のひらで行う場合も、仕上げに両手で顔を包み込むように、手のひらの体温で馴染ませてあげましょう。
時々シートマスクなどを使用して保湿してあげるのも効果的です。
乾燥が極端にひどい方の場合は、洗顔後あまり時間を置かずに保湿してあげる事が大切です。
シミを改善したい場合は、美白効果があると言われている化粧品を使うのも良いでしょう。
◆例えば、純粋なビタミンCが12時間持続するビタブリッドCフェイスパウダーをいつも使う化粧水に混ぜると効果的です。
→ビタブリッドCフェイスの口コミと効果
しみにもシワケアにも吹き出物ケアにもビタミンCは必須ですね。
わたしも使っていて一番気に入っていますよ。
詳しくは→ビタブリッドC フェイス
そして、外からだけでなく内側からもビタミンCの摂取がシミケア必要です。
フルーツや野菜に多く含まれています。
一例としてキウイやイチゴ、かんきつ類、キャベツ、サツマイモなどです。
シミを改善したい場合の目安摂取量は一日2000mg程度と言われています。
食事で摂るのが辛いなと思う場合は、サプリメントや美白医薬品などを活用するのも良いでしょう。
紫外線対策も忘れずに行っていきましょう。
シミをこれ以上濃くさせない、シワをこれ以上深くさせない、そういった対策です。
少しだけ外に出る場合でも、必ず日焼け止めを塗る。
夏季の紫外線が強い時期は帽子や日傘なども併用する事がポイントです。
また、意外に知られていない事なのですが、夏季の曇りの日は晴天の日よりも紫外線量が多いので、必ず紫外線対策を行いましょう。
また、UV-Aはガラスなども透過するので、家にいる際も日焼け止めを塗るなどの対策が必要です。
これは改善だけでなく予防にもつながる事ですので、年間を通して怠らないようにしましょう。
小じわ、シミの予防
続いては小じわとシミを予防する方法やポイントのお話しです。
できてしまった小じわとシミを改善するだけでなく、これから予防していくという事も大切になります。
予防する方法としておススメなのが食生活の改善です。
食生活を改善するうえで最も重要なのが、バランスの良い食事を規則正しく摂る事です。
中でも糖質や脂質の高い食べ物は、お肌の老化を促進すると言われているので、極力控えるようにする事。
そして、インスタント食品やファストフードなどを少なくし、自炊する事です。
美肌に良いと言われているのは、改善の項でもお話ししましたがビタミンC、そしてビタミンAやE、ポリフェノールです。
ビタミンAは鶏レバーやウナギ、ニンジンに多く含まれています。
ビタミンEはアーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
ポリフェノールは赤ワイン、ブドウ、紅茶などに多く含まれています。
どれも美肌を作る上で効果があると言われている成分ですので、積極的に摂取するようにしましょう。
また、睡眠をしっかりとる事も大切な予防になります。
最低でも6時間程度は必要だと前述しましたが、忙しくてなかなかまとまった睡眠時間が確保できない方は、睡眠の質を上げる事が大切です。
良く言われているのが、眠る直前までPCやスマホをいじらないことや、しっかりと入浴する事、寝具の見直しをする事などです。
睡眠時間が短くなってしまうと、ストレスの原因にもなります。
ストレスもまた美肌の大敵になりますので、現在の睡眠に問題が無いかしっかり考えてみましょう。
最後に、当然のことですが紫外線対策は必ず行ってください。
日焼け止めはSPFが高いものを選べばよいわけではなく、こまめな塗り直しが大切です。
◆日焼け止め効果も高く肌に優しくて保湿しながら美容効果もあるオーガニックBBクリームとして人気なのが、hanaオーガニックのUVミルク「ウェアルーUVミルク」です。
わたしも使っていますが、潤いながら肌をカバーして日焼け止めになるので気に入っています。
詳しくは→もうファンデーションはいらない。HANAオーガニックのウェアルーUV
また、前述したように日傘などを併用することにより、さらに効果的な紫外線対策ができます。
しつこいようですが、乾燥、紫外線、スキンケアは、どんな肌トラブルを抱えていても必ず対策をする必要があります。
また、トラブルが起きてしまってから慌てるのではなく、日頃からしっかり行う事で予防につながります。
予防をすることが、美肌を維持するうえでの最大のポイントになりますので、毎日必ず続けるようにしましょう。
まとめ
一度起きてしまった肌トラブルは、改善されるまでに時間がかかります。
すぐに結果がでないからと言ってやめてしまうと、悪化させることになってしまいます。
お肌にかける時間を少しだけ増やしてあげる事、お肌を大切にし日頃から予防する事、じっくりと改善に取り組むことが大切です。
hour+