
ライスパワーエキスとは何?保湿だけでなく年齢肌ケアにも良い?
ここ最近、美容成分としてよく耳にするようになった【ライスパワーエキス】をあなたはご存知ですか?
初めて聞いた方は、ライスパワーエキスという言葉だけでは、美容成分という以外に、どういう効果があるものなのか、あまりピンとこないですよね。
今回はこの、ライスパワーエキスという成分が、保湿や年齢肌のエイジングケアにも良いのか?というのをテーマに検証していきたいと思います。
また、ライスパワーエキス誕生のお話や、特徴についても調べてみましたので、ぜひご覧ください。
目次
ライスパワーエキスの誕生
その名のとおり、ライスパワーエキスの最初の原料はお米です。
ライスパワーエキスは元々が食品から生成される成分なので、安心安全だと言われています。
敏感肌の方でも比較的トラブルが起こりにくく、使用しやすいとも言われているそう。
どのような過程でこのライスパワーエキスが発見されたのかと言うと、江戸時代から150年も続く、勇心酒造という造り酒屋さんが日本酒を醸造する過程で発見されたんです。
しかも、そこの社長さんは科学者さんだというからさらに驚きです。
そもそも日本酒は、江戸時代からお肌に良いとされ、女性たちが化粧水のように使用していた歴史があるそう。
中には、シミを薄くする効果があると言って使用されていた方もいたのだとか。
日本酒には、アミノ酸やミネラルなどが豊富に含まれているので、保湿成分として作用してくれるのです。
入浴剤などでも、日本酒成分の入ったものが売っていますよね。
さて、その日本酒の醸造過程から生まれたライスパワーエキスは発酵と熟成の方法を変えることにより2016年現在で、約36種類存在するそうです。
そのうち実用化されているものとしては、約11種類ほどあります。
それぞれに番号が割りふられていて、それぞれに効能も違うんだとか。
ライスパワーエキスと1口に言いましても1種類ではないのですね。
残念なことに、現時点ではまだまだライスパワーエキスを使用した化粧品はあまり多くないと言われています。
しかし、そのライスパワーエキスを使用した化粧品は、数ある化粧品の中でも、かなり評価や口コミの評判が高いそうです。
お米から生成されているライスパワーエキス、なかなか奥が深そうな成分で興味がわいてきませんか?
続きを見ていきましょう。
ライスパワーエキスの種類について
ライスパワーエキスには種類があると前述しましたが、その種類と種類別の効果について詳しくお話していきたいと思います。
11種類のライスパワーエキスを番号順に書いていきます。
ライスパワーエキスNo1
・No1.お肌を健やかにし、水分を保持する能力を高めるちからがある。
乾燥による肌トラブル改善や、角質層を健全化してくれる。
テクスチャーが軽いので、化粧水などによく用いられる成分。
ライスパワーエキスNo2
・No2.お肌を清浄化してくれる働きがある。
無理やり汚れを引きはがすのではなく、お肌を守りつつも、毛穴の奥などに潜む見えない汚れなども優しく落としてくれる。
クレンジング剤などに使用されることが多い。
ライスパワーエキスNo3
・No3.汚れを落とす作用がある。
また保湿もしてくれるため、洗って汚れを落としつつも保湿まで同時にしてくれる働きを持つ。
洗浄能力と保湿能力を同時に発揮するため、ボディーソープなどにも使用される。
ライスパワーエキスNo7
・No7.角質層へ働きかけ、油分のバランスを保ち、乾燥やトラブルからお肌を守ってくれる。
ライスパワーエキスNo10
・No10.皮脂のコントロールをしてくれるので、ニキビや黒ずみ毛穴の改善をしてくれる成分。
皮脂が過剰になりすぎるのを抑え、透明感のある健やかなお肌へ導いてくれます。
ライスパワーエキスNo11
・No11.お肌の水分保持機能を高め、若々しい潤った肌を保つ。
元々お肌の水分保持機能は誰もが持っているものですが、セラミドが減少し、この機能が低下するとお肌の弾力やハリが失われてお肌が衰えていきます。
No11のライスパワーエキスは、このセラミドを自ら作り出し、水分を保つ機能を改善してくれる働きがあります。
ライスパワーエキスNo23
・No23.紫外線や活性酸素などの刺激からお肌を守り、くすみを改善し、透明感のある素肌へ導いてくれます。
また、お肌本来が持っている防御力を高めてくれます。
美容液などに使用される事が多いそう。
ライスパワーエキスNo-D,No-E,
No1-D.温浴効果があり、医薬部外品の有効成分として認可されている。
入浴剤用として用いられる。スキンケアや血行促進などの効果がある。
No1-E.髪の毛と頭皮を健やかに保ってくれる成分。
潤いを与えてくれるので、シャンプーやリンスに使用される。
ライスパワーエキスNo101,No103
No101.胃を優しくケアしてくれる成分。
No103.唯一の飲用ライスパワーエキス。
飲んで、体の内側から潤いを与えてくれる。
ライスパワーエキスはこれだけ簡単な説明でも、びっくりしてしまうほどの効果や効能を持っていることがわかりますよね。
次は、ライスパワーエキスが、どのようにお肌に働きかけ、どのような効果を発揮してくれるものなのかを、さらに詳しく見ていきましょう。
ライスパワーエキスで保湿をする
ライスパワーエキスの種類と、ざっくりとした効果はおわかりいただけたかと思います。
保湿性にすぐれていることや、お肌を健やかに保つ、お肌本来が持つちからを引き出してくれる効果が高いようですね。
では、さっそく11種類のライスパワーエキスの中でも、特に化粧水や美容液などに多く使用されていて、優れた保湿性、水分保持機能改善の成分を持つライスパワーエキスNo11について詳しくお話していきたいと思います。
No11のライスパワーエキスは、お肌の水分保持機能改善をしてくれる成分として、ライスパワーエキスを配合した化粧品の多くにこのNo11が使用されているんです。
※ライスパワーエキス配合を謳っているすべての製品にNo11が使用されているわけではありません。
その水分保持機能改善効果は、医薬部外品として認められていているのです。
また、お肌には元々水分を保持する機能がそなわっているのですが、水分を保持するためには、セラミドという成分が非常に重要になってくるのです。
セラミドは、お肌の角質細胞の隙間をくっつける役割をしていて、水分をしっかりと守ってくれるものなのです。
美容成分でも有名なコラーゲンやヒアルロン酸は、水分を抱え込んで保湿するものですが、セラミドは水分をはさみこんで保湿します。
抱え込んで保湿するものよりも、はさみ込んで保湿するほうが保湿力はより高いといわれているそうです。
セラミドがしっかりと機能していれば、極度に乾燥する場所にいたとしてもお肌のうるおいは守られると言われるほど水分を保持してくれるちから強いのです。
しかしこのセラミドは、コラーゲンなどと同じで加齢や乾燥、肌荒れなどによりどんどん減少していってしまいます。
結果的に、セラミドが減少したお肌は水分を保持する機能が弱まり、バリア機能も失ってしまいます。
特に敏感肌や乾燥がひどいお肌の方は、このセラミドの減少が激しいと言われているそうです。
お肌の保湿や潤いに大切なセラミドは、臨床医などからも非常に重要視されていて、セラミド配合の化粧水なども増えてきています。
しかしこのライスパワーエキスNo11のすごいところは、セラミドを外側から補給するのではなく、自らの肌でセラミドを生成することができるというところ。
何がすごい事なのかと言うと・・・
自らセラミドを作り出すことにより、肌の保水力をアップさせたり、お肌本来のバリア機能が高まり、刺激からお肌を守ることができるようになるのです。
特にアトピーや敏感肌の人は、外部からの刺激に弱いので、乾燥や肌荒れなどのトラブルの原因になってしまいます。
また、No11はセラミド生成だけがすごいというわけではなく、保湿性も非常に高く、肌表面だけではなく、しっかりと肌の奥にまでうるおいを届けてくれるのです。
例えばアトピー性皮膚炎の方を対象に行ったライスパワーエキスNo11の臨床実験において、89%超の方の症状が改善されたという結果も出ているそうです。
アトピー性皮膚炎の方は肌がとても敏感だと言われているので、やはり安心で安全な成分だという事がわかりますよね。
ライスパワーエキスでエイジングケアは可能なのか?
次に、ライスパワーエキスで年齢肌のエイジングケアができるのか?についてお話ししていきたいと思います。
まずは、年齢を重ねたお肌の主な悩みをあげていきます。
・シミやくすみ
・シワやたるみ
・毛穴の開き
・乾燥
これらのお悩みが、年齢を重ねていくごとに、特に多くなっていくと言われています。
どんなに高価な化粧品を使っても改善されない、日に日に目立つようになっていくなどの声を良く聞きます。
ライスパワーエキスによって、これらの年齢肌のお悩みを改善することができるでしょうか?
まず、お悩み別に原因を簡単に見ていく事にしましょう。
シミやくすみの原因
シミやくすみの主な原因は、紫外線を浴びたことによる肌ダメージや、睡眠不足、血行不良などがあげられます。
睡眠不足や血行不良は生活習慣の改善をしなければなりませんが、紫外線は浴び続けて蓄積されたシミ予備軍が加齢と共に出てきてしまうもの。
また、紫外線は一年中降り注いでいるものなので、年間を通して紫外線予防しなければ意味がありません。
しかし、ゴミ捨てや洗濯物を干すとき、近所へのお買い物の時などは、ついつい日焼け止めを塗るのが億劫に感じてさぼってしまいがちですよね。
紫外線からお肌を守る機能も元々お肌に備わっているのですが、その機能が低下していても、シミやくすみが出やすくなってしまいます。
シワやたるみ、乾燥の原因
シワやたるみ、乾燥の主な原因は、間違ったスキンケアや加齢、紫外線によるもの。
最近では表情筋のトレーニングの方法や、たるみをケアするマッサージの方法など、いろいろな情報が見られますよね。
それらももちろん効果があるものですが、乾燥によるたるみやシワには効果がありません。
乾燥は紫外線と同じく、あらゆる年齢肌トラブルの原因になります。
エイジングケアには、まず乾燥対策を!と言われているくらいなので、乾燥が及ぼす影響は少なくないことがわかりますよね。
また、乾燥はお肌の水分保持機能の低下により起こるものなので、潤いを与えるのはもちろんですが、しっかりとお肌の水分を保ってあげなければなりません。
毛穴の開きの原因
毛穴の開きも、乾燥やたるみが原因で起こりやすくなります。
特に年齢肌に多いと言われている、帯状毛穴と呼ばれる縦長に開いてしまった毛穴のケアは、角質層のうるおいを逃さないことが大切です。
セラミドやヒアルロン酸を取り入れてケアすることがとても大切と言われています。
これらを取り入れることにより、キメが整い、毛穴も目立ちづらくなるそうです。
ここまで読んでいて、なんとなくおわかりいただけた方もいると思いますが、ライスパワーエキスで、年齢肌のエイジングケアをすることは可能だと言えるでしょう。
まずは、紫外線や乾燥などの外部刺激からお肌を守るバリア機能を強化すること。
そして、自らセラミドを生成することにより取り入れた水分を保持する機能の改善ができること。
いくら表面だけ一生懸命保湿したところで、その水分をしっかりと保持しなければエイジングケアとして意味がないそうです。
潤いに満ちたツヤツヤのお肌は、お化粧などしなくても若々しく見えるものですよね。
ちなみに余談なのですが、以前有名な美容家の方がこんなことをおっしゃっていました。
「キメが整ったお肌の皮脂はツヤ、乾燥してキメが荒れたお肌の皮脂はテカリ」
耳が痛い言葉でした・・・。
美肌の条件は、油分と水分のバランスが整った健やかなお肌だそうです。
この言葉からもわかるように、エイジングケアをしっかりすることによりキメが整えば、多少皮脂が出過ぎてしまっても若いころのようにツヤがあるように見えるわけですね。
ライスパワーエキスの水分保持機能改善効果は、医薬部外品として唯一認められているほどのものですので、非常に期待できると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ライスパワーエキスの保湿効果や年齢肌のエイジングケアの効果がおわかりいただけたかと思います。
冒頭でも少しお話ししましたが、まだまだライスパワーエキスを配合した化粧品は少ないのですが、その効果は目を見張るものがありますよね。
若くてみずみずしいお肌も、年齢を重ねてきたお肌もまた魅力があるものですが、やはり女性ならばいつまでも若々しくいたいと思ってしまうものです。
今回ライスパワーエキスに焦点をあてていろいろとお話ししましたが、エイジングケアを効率的に、そして最大の効果を出すためには、まずは自らのお肌の力を引き出してあげる事が近道のように思いました。
口コミで人気のライスパワーエキス入りアイテムは?
追記で口コミで人気のライスパワーエキス入りアイテムを紹介します。
◆ライスパワーエキス No.11入りでアトピーや乾燥肌の保湿ケアに人気のボディクリームは、アトピスマイルです。
体だけでなく顔にもクリームとして使えます。
私も顔にも体にも気に入って使っています。
潤いアップで乾燥によるかゆみなど軽減!と口コミでも人気です。
アトピスマイルに関しては、お得になる公式サイト紹介の以下の体験記事をどうぞ
詳しくは→アトピスマイルクリームを顔に使った感想【ライスパワーNo.11】
◆ライスパワーNO.11を含むエイジングケアで口コミ評価が高く人気なのは、ライースリペアです。
潤いアップでエイジングケアできます。
→ライースリペアトライアルセットの評価レビュー!口コミ効果で噂の「シワ・くすみ年齢肌ケア」は、本当?
お試しセットがあるので使ってみてください。
ho+